江戸六地蔵めぐりetc.完走
2006年02月25日[23:21:21]
今日は「江戸六地蔵めぐり&山手線一周LSD」を行う予定でいた。
江戸六地蔵は、江戸に出入りする街道の入口にそれぞれ一体ずつ安置された大きな地蔵菩薩座像で、約300年前の江戸時代に、深川の僧、地蔵坊正元が旅人の安全を願って発願し、江戸市中の多くの寄進者により、各街道筋に建立されたものだそうで、神田鍋町の鋳物師・太田駿河守正義により、12年かかって六体の地蔵菩薩像が鋳造されたという。
一番 品川寺(品川)東海道
二番 東禅寺(浅草)奥州街道
三番 大宗寺(新宿)甲州街道
四番 真性寺(巣鴨)中山道
五番 霊巌寺(深川)水戸街道
六番 永代寺(深川)千葉街道
となっているが、深川・永代寺(千葉街道)は現存しないということで、これまで数回、実質的には5地蔵めぐりをしていた。
しかし、最近、永代寺の大地蔵が上野・浄名院に移されているという情報を得たので、また回ってみたい(5地蔵+浄明院+永代寺跡)と思い始めた。
誰か同行希望者がいないかなと募ったが、誰も手を挙げなかったので一人で決行することにした。
江戸六地蔵は、江戸に出入りする街道の入口にそれぞれ一体ずつ安置された大きな地蔵菩薩座像で、約300年前の江戸時代に、深川の僧、地蔵坊正元が旅人の安全を願って発願し、江戸市中の多くの寄進者により、各街道筋に建立されたものだそうで、神田鍋町の鋳物師・太田駿河守正義により、12年かかって六体の地蔵菩薩像が鋳造されたという。
一番 品川寺(品川)東海道
二番 東禅寺(浅草)奥州街道
三番 大宗寺(新宿)甲州街道
四番 真性寺(巣鴨)中山道
五番 霊巌寺(深川)水戸街道
六番 永代寺(深川)千葉街道
となっているが、深川・永代寺(千葉街道)は現存しないということで、これまで数回、実質的には5地蔵めぐりをしていた。
しかし、最近、永代寺の大地蔵が上野・浄名院に移されているという情報を得たので、また回ってみたい(5地蔵+浄明院+永代寺跡)と思い始めた。
誰か同行希望者がいないかなと募ったが、誰も手を挙げなかったので一人で決行することにした。
朝起きたら、足首が痛かったり、カメラの電池が充電し忘れだったりで、スタートが遅れてしまったけど、天気の好い今日走らないと、天気が悪そうな明日も走れないだろうと思い、とりあえず走り出してみた。走って痛みが酷くなったら即やめるつもりだった。
起床してから2時間様子をみたが、痛みが消えないので、スタート前に痛みのある足首にリストバンドをつけてみた。思った以上に効果があって、痛みをほとんど感じない。はじめは痛みのある右だけにリストバンドをつけたが、バランスが悪いので両足首につけた。
自宅~渋谷、この区間で痛みが出たら即引き返すつもりだったが、OK。渋谷~新宿、この区間からでも不断走っている道で家に帰れる。しかし、大丈夫。そのまま江戸六地蔵の1つ(第3番)太宗寺(新宿)へ。
太宗寺は、先日の新宿山之手七福神めぐりでも来た所。大地蔵の写真を撮って先へを急いだ。
今回は、山手線各駅で、駅名を写真に撮り、江戸六地蔵も全て写真に収めるつもり。そして、結局今日は1人で走ることになったので、ついでに江戸五色不動も回る欲張りLSDにした。江戸五色不動は、目白・目赤・目黄・目黒・目青の5色。それぞれ山の手線から少し離れたところにある。不動像が見られればそれを撮影し、駄目なら適当にその寺の何かを写真に撮ることにした。
目白不動(金乗院:目白)は本堂と、山門前の不動の石像を撮った。第4番六地蔵の真性寺(巣鴨)は、先週、板橋七福神めぐりの後に来たばかり。
駒込駅に寄った後、山手線から離れて目赤不動の南谷寺へ。ここは不動堂が開いていて、不動像が見えた。
田端駅で山手線に戻り、日暮里駅まで。次は、第6番六地蔵の移設先である上野桜木の浄名院。第6番六地蔵は、他の5つと比べると少し小造り。後輪(光輪?)がついているのがユニークだ。台座の前面に「第六番」と刻んであったのも、5番までの地蔵にはない特徴。この寺には、「八萬四千躰地蔵石像」というのもあった。本当に84000あるのかどうかわからないが、とにかくたくさん並んでいた。
鶯谷駅に寄った後は、目黄不動・永久寺(三ノ輪)と第2番六地蔵の東禅寺(東浅草)。目赤不動以降深川までの六地蔵や五色不動は、皆、七福神めぐりの時に近くを通っている。ついでに寄っておけば良かったなんて思う。目黄不動は、お堂の中にあったが、小さな覗き戸から見る事が出来た。
再び山手線に戻る。鶯谷から上野まで直接行けばすぐなのに、寄り道したので、随分時間がかかった。
上野から御徒町は、アメ横を通る。買い物客で凄い賑わい。秋葉原は、随分変わっていたので驚いた。JR秋葉原の表示が見つからず、しかたなくこの駅だけは、JRではなくつくばEXの駅表示で代用した。他の駅は、駅の外側に表示がみつからなくても、改札の上に駅名表示があるのになあ。
神田駅からは、線路沿いに東京駅に向わず、深川方面へ。道の方向と進みたい方角が合わず、碁盤上の道を右に左に曲がってジグザグに進んだ。江戸地蔵第5番の霊巌寺(深川)と第6番の地蔵が元々建立された永代寺(深川)へ行った。霊巌寺は広い境内。対照的に永代寺は狭く、六地蔵を置けるスペースはないなあと納得。へ偉大には、大地蔵の変わりに小さな地蔵が立っていた。それと、地蔵堂の中にもちいさな地蔵があった。
永代寺のすぐ近くが深川不動。安全祈願をする自動車が何台も駐車していた。境内には大きな草履と、それに括り付けられたたくさんの小さな草履が印象的だった。ランナーの脚の安全祈願もここでするといいのかな?
深川界隈を後にして、再び山手線へ。東京駅までは遠かった!その分、東京~有楽町~新橋駅間は、より一層近く感じた。
新橋から大崎までの各駅間は、割と遠い。走行時間も長くなったので、疲れてきた。次第に歩きが入るようになった。田町以降はかなり歩いたなあ。 (^^;) でも、東京~品川~品川寺は、東海道遠足他で良く走っているし、品川~渋谷は、かつての通勤ジョグ区間。暗くなっても心配はないので心強い。
品川駅を過ぎて、第1番六地蔵の品川寺(ほんせんじ;南品川=青物横丁)を目指した。ここと次に目黒不動は、七福神めぐりで行っているので、行かなくてもいいのになあなんて思いながらも、やっぱり行く。途中で99ショップがあったので、ようやく飲食物の補給。ここまでは、ウエストバッグに忍ばせていた飴とプロテインタブだけで凌いでいた。ミニチョコパン5個入りとコーヒー牛乳1リットルを購入。207円、安い!(^^)
チョコパンを食べた途端に元気が出た。その直前は殆んど歩きだったのに、しっかり走れるようになった。
品川寺の六地蔵だけ、頭に笠がない。(第6地蔵も笠はないけど、代わりに光輪がある。)
チョコパンは、大崎までに(というより品川寺を出てすぐ)全部食べたが、コーヒー牛乳は約半分残って、手に持って走った。
品川寺を出るとすぐ暗くなった。五反田の駅の後に寄った目黒不動(瀧泉寺:下目黒)は真っ暗。暗い中に、仁王門の中だけがライトアップされていて、昼間見るより印象的。本堂は当然閉まっていて、一応写真撮影をしたが、何だかわからないほど暗い画像。
目黒駅に上り、あとは恵比寿、渋谷と辿るだけ。目黒不動を出るところでコーヒー牛乳を飲み干したので、重しがなくなり、気持ち良く走れた。品川駅前後のスローダウンが嘘のようだ。当分補給の効果は抜群だ。嬉しいような悲しいような。本当は、十分過ぎるだけ蓄積された体脂肪をエネルギー源にして走れるといいのになあ。しかしとにかく、補給すれば回復して走れるというのも、それなりに嬉しいことだ。
渋谷駅で山手線一周を終えた後、五色不動の残り1つ、目青不動・教学院最勝寺(三軒茶屋)に向った。誰かと一緒なら、恵比寿~目青不動~渋谷と走るべきところだが、自分ひとりなので、渋谷の後に、家に帰る途中で寄り道することにした。渋谷~目青不動は約4.5km、今日回った中では、山手線からは一番離れている(道のりとしては深川の2箇所も同じくらい)。
目青不動も勿論真っ暗、不動堂の中のガラス越しに見る不動像にかすかな灯りが当たっていた。肉眼で見ると結構大きく見えたが、写真に撮ったらとても小さい不動像。目って、ホント遠近自在なんだなあ。
目青不動の直前で、100円ショップを覗き、1kgの亜鈴を2つ買った。両手に1個ずつ持って走って帰った。意外と走りの邪魔にならない。勿論長距離を走るのは辛いだろうけれど。
起床してから2時間様子をみたが、痛みが消えないので、スタート前に痛みのある足首にリストバンドをつけてみた。思った以上に効果があって、痛みをほとんど感じない。はじめは痛みのある右だけにリストバンドをつけたが、バランスが悪いので両足首につけた。
自宅~渋谷、この区間で痛みが出たら即引き返すつもりだったが、OK。渋谷~新宿、この区間からでも不断走っている道で家に帰れる。しかし、大丈夫。そのまま江戸六地蔵の1つ(第3番)太宗寺(新宿)へ。
太宗寺は、先日の新宿山之手七福神めぐりでも来た所。大地蔵の写真を撮って先へを急いだ。
今回は、山手線各駅で、駅名を写真に撮り、江戸六地蔵も全て写真に収めるつもり。そして、結局今日は1人で走ることになったので、ついでに江戸五色不動も回る欲張りLSDにした。江戸五色不動は、目白・目赤・目黄・目黒・目青の5色。それぞれ山の手線から少し離れたところにある。不動像が見られればそれを撮影し、駄目なら適当にその寺の何かを写真に撮ることにした。
目白不動(金乗院:目白)は本堂と、山門前の不動の石像を撮った。第4番六地蔵の真性寺(巣鴨)は、先週、板橋七福神めぐりの後に来たばかり。
駒込駅に寄った後、山手線から離れて目赤不動の南谷寺へ。ここは不動堂が開いていて、不動像が見えた。
田端駅で山手線に戻り、日暮里駅まで。次は、第6番六地蔵の移設先である上野桜木の浄名院。第6番六地蔵は、他の5つと比べると少し小造り。後輪(光輪?)がついているのがユニークだ。台座の前面に「第六番」と刻んであったのも、5番までの地蔵にはない特徴。この寺には、「八萬四千躰地蔵石像」というのもあった。本当に84000あるのかどうかわからないが、とにかくたくさん並んでいた。
鶯谷駅に寄った後は、目黄不動・永久寺(三ノ輪)と第2番六地蔵の東禅寺(東浅草)。目赤不動以降深川までの六地蔵や五色不動は、皆、七福神めぐりの時に近くを通っている。ついでに寄っておけば良かったなんて思う。目黄不動は、お堂の中にあったが、小さな覗き戸から見る事が出来た。
再び山手線に戻る。鶯谷から上野まで直接行けばすぐなのに、寄り道したので、随分時間がかかった。
上野から御徒町は、アメ横を通る。買い物客で凄い賑わい。秋葉原は、随分変わっていたので驚いた。JR秋葉原の表示が見つからず、しかたなくこの駅だけは、JRではなくつくばEXの駅表示で代用した。他の駅は、駅の外側に表示がみつからなくても、改札の上に駅名表示があるのになあ。
神田駅からは、線路沿いに東京駅に向わず、深川方面へ。道の方向と進みたい方角が合わず、碁盤上の道を右に左に曲がってジグザグに進んだ。江戸地蔵第5番の霊巌寺(深川)と第6番の地蔵が元々建立された永代寺(深川)へ行った。霊巌寺は広い境内。対照的に永代寺は狭く、六地蔵を置けるスペースはないなあと納得。へ偉大には、大地蔵の変わりに小さな地蔵が立っていた。それと、地蔵堂の中にもちいさな地蔵があった。
永代寺のすぐ近くが深川不動。安全祈願をする自動車が何台も駐車していた。境内には大きな草履と、それに括り付けられたたくさんの小さな草履が印象的だった。ランナーの脚の安全祈願もここでするといいのかな?
深川界隈を後にして、再び山手線へ。東京駅までは遠かった!その分、東京~有楽町~新橋駅間は、より一層近く感じた。
新橋から大崎までの各駅間は、割と遠い。走行時間も長くなったので、疲れてきた。次第に歩きが入るようになった。田町以降はかなり歩いたなあ。 (^^;) でも、東京~品川~品川寺は、東海道遠足他で良く走っているし、品川~渋谷は、かつての通勤ジョグ区間。暗くなっても心配はないので心強い。
品川駅を過ぎて、第1番六地蔵の品川寺(ほんせんじ;南品川=青物横丁)を目指した。ここと次に目黒不動は、七福神めぐりで行っているので、行かなくてもいいのになあなんて思いながらも、やっぱり行く。途中で99ショップがあったので、ようやく飲食物の補給。ここまでは、ウエストバッグに忍ばせていた飴とプロテインタブだけで凌いでいた。ミニチョコパン5個入りとコーヒー牛乳1リットルを購入。207円、安い!(^^)
チョコパンを食べた途端に元気が出た。その直前は殆んど歩きだったのに、しっかり走れるようになった。
品川寺の六地蔵だけ、頭に笠がない。(第6地蔵も笠はないけど、代わりに光輪がある。)
チョコパンは、大崎までに(というより品川寺を出てすぐ)全部食べたが、コーヒー牛乳は約半分残って、手に持って走った。
品川寺を出るとすぐ暗くなった。五反田の駅の後に寄った目黒不動(瀧泉寺:下目黒)は真っ暗。暗い中に、仁王門の中だけがライトアップされていて、昼間見るより印象的。本堂は当然閉まっていて、一応写真撮影をしたが、何だかわからないほど暗い画像。
目黒駅に上り、あとは恵比寿、渋谷と辿るだけ。目黒不動を出るところでコーヒー牛乳を飲み干したので、重しがなくなり、気持ち良く走れた。品川駅前後のスローダウンが嘘のようだ。当分補給の効果は抜群だ。嬉しいような悲しいような。本当は、十分過ぎるだけ蓄積された体脂肪をエネルギー源にして走れるといいのになあ。しかしとにかく、補給すれば回復して走れるというのも、それなりに嬉しいことだ。
渋谷駅で山手線一周を終えた後、五色不動の残り1つ、目青不動・教学院最勝寺(三軒茶屋)に向った。誰かと一緒なら、恵比寿~目青不動~渋谷と走るべきところだが、自分ひとりなので、渋谷の後に、家に帰る途中で寄り道することにした。渋谷~目青不動は約4.5km、今日回った中では、山手線からは一番離れている(道のりとしては深川の2箇所も同じくらい)。
目青不動も勿論真っ暗、不動堂の中のガラス越しに見る不動像にかすかな灯りが当たっていた。肉眼で見ると結構大きく見えたが、写真に撮ったらとても小さい不動像。目って、ホント遠近自在なんだなあ。
目青不動の直前で、100円ショップを覗き、1kgの亜鈴を2つ買った。両手に1個ずつ持って走って帰った。意外と走りの邪魔にならない。勿論長距離を走るのは辛いだろうけれど。
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